yururi_kurashiの日記

夫と子供2人(4歳、1歳)の4人暮らしです。子育てのことなど日々の暮らしを綴っていきます。

子育て奮闘記 寝かしつけの思い出

長男は赤ちゃんの頃、全く寝ない子どもでした。

特に生後3ヶ月ごろまでがとても大変で、夜中はほとんど眠らず、長くて3時間寝てくれたら良い方でした。

疲れ果てた私は、挙げ句の果てには夜中に自分が寝ているのか起きているのか分からなくなり意識が飛ぶことも。

産後は想像以上の大変さで、当時は体力的にもメンタル的にも本当にボロボロでした。

 

長男が生後3ヶ月になって、初めて添い乳をして寝てみました。すると自分も体を横にできるし、赤ちゃんの背中スイッチを気にせず横に寝かせることができるので寝かしつけがとても楽になり、感動しました。

 

それでもやっぱり寝ることが得意でない長男は、添い乳でも寝てくれないことがあり、それからも寝かしつけで苦労した思い出はたくさん!

夜、雨が降る中抱っこ紐で近所を徘徊して寝かしつけたり、卒乳後は、3歳近くになるまで抱っこして歌を歌いながら寝かしつけていました。

 

当時は「もうたくさん!」とイライラしたり、根を上げてしまいそうになることもありましたが3歳をすぎたあたりから添い寝をするだけでも眠れるようになり、もうすぐ5歳になる今となっては、疲れている時限定ですが横になった瞬間寝落ちすることも!

赤ちゃん時代の長男では考えられません(笑)

 

そんな長男の寝かしつけに対して今思うことは、

「当時は大変だったけれど今となってはいい思い出」です。

長男のことは本当にたくさん抱っこできたし、子守唄もたくさん覚えました。

赤ちゃん時代の長男との思い出は寝かしつけなしには語れませんが、寝かしつけの時に抱っこした長男の重みや温もりは今でもふっと思い出して懐かしくなることがあります。

 

今寝かしつけで悩まれている方が、もしこの文章を読まれていたら…ぜひお伝えしたいことは、「このしんどい日々はいつかは終わる」ということ。

寝たくても寝られない状況は体も心もしんどくなります。それでも子どもは日々成長していき、いつかは手をはなれていってしまうのです。

体も心も疲れた時ふと、子育てが終わった自分を想像してみました。その自分はきっと、この子育ての日々を懐かしんで、またもう一日でいいから今日という日を経験したいと思っているだろうな…と思うと、今目の前で泣き叫んでいる子どもが何とも言えないほど愛おしくなってかけがえのない存在に感じました。

 

余談になりますが、全然寝ない長男の傍ら次男はとてもよく寝る子でした。生後すぐでも、まとめて6時間寝ていたこともありました。新生児は寝ないのがスタンダードだと思っていた私はびっくりして、助産師さんに思わず「ちょっと寝すぎではないですか?」と心配して尋ねました。すると返ってきた言葉は「ラッキーですね!」と一言。

生後1日にして、同じ親から生まれても本当に子供の個性は様々だということが身に沁みました。

 

子育てはどう頑張ってもその子その子の気質があって、母親がどう頑張っても出来ないものはできないし、頑張らなくても出来ることは出来るのです。

そう気付かされてから、気持ちが少し楽になりました。